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【イベントレポ】春のスクールフェスタ🌸

3/30,31の二日間かけて、スクールにまつわる方一堂が集まるイベント「スクールフェスタ」を開催しました!


総勢100名の方にご来場いただき、スクール生が日々取り組んでいることの発表や、スタッフ主催のイベント、ゲームコーナー、工作ワークショップなど、盛りだくさんの内容で笑顔あふれる春のひとときとなりました。



もし、場所だけでなく「時代」も旅行することができるとしたら、どうしますか? これが今回のスクールフェスタのテーマでした。

行ったことない場所に行くと発見があるように、多様な時代を知ることで新たな発見、気づきを得ることができると思います。

そういった意味で、縄文時代を感じる蔓を使ったワークショップや、筆手紙道協会さんによる革を使ったプログラム、ChatGPTを使ったイラスト生成など、時代を感じられるきっかけをたくさん作りました。

飾りつけでは、生活で最も身近な「衣食住」の歴史を年表にしました。

歴史を習っていないスクール生にも一目で興味をもってもらえるように明るいイラストを使用しました。イラストが描かれた紙の裏に簡単な説明を書き、じぶんでめくって読む、という体験コーナーにしたことで 多くの人が見てくれたと思います。



「時代」と聞くとタイムマシンを思い浮かべるスクール生が多いです。そんな中、いつも触れているモノの歴史を知ってもらえるきっかけになったかなと思います。


じぶん自身も作っていく中で、まだまだ知らない歴史がたくさんあることに気づかされました。周りには便利なモノがたくさんありますが、ここに至るまでの先人の努力を忘れないようにしたいですね。



そんな先人の話と絡めて、個人の発表として「福沢諭吉」についてプレゼンをしました。一万円札の顔が変わる2024年だからこそ、諭吉がどんな人であったかをスクール生に伝えたかったからです。

大人の方でも、名前や顔は知っているけれど何をしたのかは知らない、という人も多いのではないでしょうか?諭吉が大切にした「実学」という考え方これは学校のテストや受験のためだけの勉強ではなく、 実際の生活に役立つ勉強こそが本当に大切なものである、ということです。

私たちが子どもだったときとは社会の環境が変わり、AIが生活になくてはならないものになってきています。いまの子どもたちが大人になるころにはもっと世の中のAI化が進んでいるでしょう。

そんな時代の中で、テストのための勉強だけでなく、実際の生活に役立てる勉強をすることはとても大切なことだと思います。じぶんでじぶんの生活を良くすることを考える、そんな力をもった子どもたちが、これからのAIの時代を生き抜いていけるのではないでしょうか。

約200年前に生きた福沢諭吉の考え方はいまの私たちにも十分通用するものであったと感じました。私の発表を聞いてくれたスクール生にも「実学」の大切さが伝わってくれていたらと思います。



個人の発表では、スタッフ側だけでなく、スクール生の発表もありました。 各々じぶんの好きなこと、自作のゲームなどの発表をしてくれました。 多くの人の前で発表することは大人でも恥ずかしかったり、緊張したりするものです。 そんな中でじぶんの思いを伝えようと実演してくれたり、精一杯ことばで伝えてくれたりと 一人ひとりの工夫している姿がとても印象的でした。




新しくモノを作る、生み出すためには、じぶんの考えやアイデアをもつことが必要です。そして、それを他の人に伝える、良さや面白さをわかってもらうことも同じくらい大切です。

今回の発表やスクールフェスタを通して、スクール生のみんなが、 「じぶんで考え、じぶんで伝える」ということに全力で取り組んでいるのが伝わってきました。日々のプログラミングの授業で、じぶんの思うようにロボットを作り、動かすためのプログラムを考える。完成したらそれがどんなロボットでどんな動きをするのか、どんなところを工夫したのかを発表する。その積み重ねがスクール生の「自律性」を大きく伸ばしているんだな、と感じました。

これからもスクールでの授業や今回のようなイベントを通して、 「じぶんで考え、生み出して、伝える」 その大切さを楽しみながら学び、伸ばしていけるスクールにしていけたらと思います。






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