生活する中で、「最近、何かと自動化が多くなったな」と感じることが増えましたよね。
スーパーのセルフレジ、お店のセルフオーダー、自動清掃ロボット…
あれよあれよという間に、これらのシステムは私たちの日常に溶け込んでいます。コロナ禍の影響で人々の生活スタイルが変わる中、自動化の技術が私たちの生活をスムーズに、そして効率的にしてくれました。
そして、このロボットの増加は、日本の特有な状況にも影響を受けています。総務省の最新データによれば、日本の人口は前年比で約80万人も減少しました。(総務省 人口推計 2023年7月概算値)
そして、このペースで進む少子高齢化は、2030年には3人に1人が65歳以上という高齢社会を迎えると予想されています。特に、工場のような人手を必要とする仕事への影響は大きいでしょう。そういった人々の労働力不足を解消し、継続的な生産活動を維持するために、自動化の技術が期待されています。
こうした技術革新が進むことで、新たな役割が出てきます。それは「ロボットを動かす人材」です。
今後の日本では、ロボットを活用するスキルが急速に求められるでしょう。特に、ロボットの動きをコントロールするためには、物の位置や動きを早く、そして正確に理解する必要があります。これを「空間認識」と言います。まるで、目の前にないものでも手で掴めるような感覚です。
この空間認識能力を高めるための方法として、ロボットプログラミングが注目されています。ロボットを動かすことで、プログラムした結果が実際どうなるかを学ぶことができます。また、自分のアイデアや考えが具体的な形で現れるので、わくわくしながら楽しく学べるのも特徴です。
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