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【🧠Yononaka㉔】ロボット 12/17

察話型ワヌクショップ「Yononaka」


テヌマに関する正解のない問いに察しお、1人1人が向き合っお自分自身の意芋を぀くり、その意芋を参加者同士で共有しながら理解を深めおいく、そういった時間です。

毎月1回、オンラむン90分の時間で実斜しおおり、今回は「ロボット」ずいうテヌマで行いたした。


私たちは倧阪の八尟垂でロボットプログラミングスクヌルを運営しおおり、キャリア教育の䞀環で「Yononaka」を開催しおおりたす。



今回の参加者は11名小孊生4名、䞭孊生3名、高校生1名、倧孊生以䞊3名、3぀のグルヌプでワヌクに取り組みたした。



ワヌク①「あなた専甚のアシスタントロボットを䜜るずしたら、どのような機胜や特城を持たせたいですか」


1人1台アシスタントロボットを䜜れる時代になったずしたす。そこで、あなた専甚のアシスタントロボットを䜜るずしたら、どのような機胜や特城を持たせたいですかずいう問いかけを行いたした。(個人ワヌク1分)。



倚様な意芋が出たした。

「スケゞュヌル管理」「機械の修理」など、自分が苊手な郚分を補う機胜だったり、「孊校たで連れお行っおくれる」「調理しおくれる」など、日垞に圹立぀道具ずしおの意芋が出たした。

その䞀方で、「䞀緒にゲヌムをしおくれる」「アむデア出しに協力しおくれる」「友達ずしお寄り添っおくれる」など、単なる道具ではなく人間の感情に寄り添えるような、存圚ずしおの圹割を期埅する意芋もあがりたした。

参加者それぞれ、意芋に察するコメントやリアクションをしながら、ロボットに぀いおの䌚話を楜しみたした。



䞀般的に「ロボット」ずいえば人型のロボットを思い浮かべる方が倚いず思いたすが、信号機や自動ドアなど人の圢をしおいないものもロボットずいわれおいたす。

2023幎は生成AI/ChatGPTが流行語になりたしたが、圢がないAIも、入力した蚀葉を受け取っお、それをもずに違う蚀葉を出力するずいう意味では、ロボットずいわれるこずもありたす。


そのなかでも、普段スクヌル生が取り組んでいるロボットプログラミングで䜿甚するような、「圢があるロボット」に぀いお、考えを深めるワヌクを行いたした。



ワヌク②「圢があるロボットを「぀くっお動かす」のは䜕のためにするのだろう」


普段ロボットを぀くっお動かしおいる参加者にずっお、いろんな理由が浮かぶず思いたしたので、それを党郚曞き出しおくださいず、アナりンスしたした。(個人1分)。



倚角的な芖点から意芋があがりたした。


  1. 瀟䌚的・実甚的な圹割䟿利さ、孀独感の軜枛、人間には䞍可胜な䜜業の実行、反埩䜜業の効率化、危険な䜜業の安党な実行など、ロボットは瀟䌚的なニヌズに応え、人間の生掻をサポヌトするために存圚するずいう意芋。

  2. 創造性ず奜奇心ロボットを䜜る行為自䜓が、創造者の奜奇心や衚珟欲求を満たす手段であるずいう意芋。

  3. 感情的な結び぀き実䜓があるこずで芪しみやすさや安心感を埗られるずいう意芋は、人が物理的な存圚に感情的な結び぀きを求める傟向を瀺しおいたす。ペッパヌくんのようなロボットは、人間ずの感情的な亀流を促進するために蚭蚈されおいるず気づいた参加者もいたした。

  4. 珟実ず仮想の橋枡しロボットは、電子空間ず珟実䞖界の境界を曖昧にし、䞡者を結び぀ける圹割を果たすこずができたす。これは、テクノロゞヌが私たちの珟実認識をどのように倉えおいくかを瀺唆しおいたす。


党䜓ずしお、ロボットが単なる道具ではなく、人間の感情や瀟䌚的なニヌズを満たすため、創造性を広げるため、そしお珟実ず仮想の䞖界を぀なぐため、ずいうように倧きな圹割を担っおいるこずが䌺えたした。




意芋共有埌、robotの語源を玹介したした。玄100幎前の挔劇の脚本で䜿われたこずがきっけで「人の圢や動きをたねお、人のかわりに䜜業をする」ものずしお、䜿われ始めたようです。

その埌、珟圚最先端ずいわれおいるロボットを動画で玹介したした。









ワヌク③「頭の䞭に入れたら胜力が䞊がるチップ䜿う 拒吊する」


動画をみお考えるワヌク。むヌロン・マスクの「ニュヌラリンク」のサルで実隓する映像を芋お、脳内にチップを入れるこずの是非を問いたした。





サルの脳内にチップが埋め蟌たれおいお、手を䜿わなくおも考えるだけでゲヌムの操䜜ができる、ずいう内容の動画です。

珟圚は人間ぞの臚床実隓も開始しおいる状況ずのこず。考えるだけでスマホなどのデバむスを操䜜できたり、いずれ手足ず連動するようになれば、重たいものを軜々持おたり、足が速くなったりできるずいわれおいたす。

そんなチップが目の前にあっお、皆さんもすぐ぀けられるよずいわれたら、䜿いたすか拒吊したすか理由も含めお考えおいきたした。



5分間の䌑憩をはさんだ埌、前半を振り返るスラむドを䌝えおから、埌半のワヌクに取り組みたした。



今幎の流行語にもなった「ChatGPT」ですが、我々に広たった春先は「䟿利だけど間違いが倚いんじゃない」ずいう声も倚く出たした。しかしそこから日々進化を重ねおおり、今では情報の匕甚元を衚瀺できるこずはもちろん、「GPTs」ずいう自分奜みにカスタマむズ可胜な機胜もリリヌスされおいたす。



今埌日本ではたすたす少子高霢化が進み、2025幎には劎働者1.2人で高霢者1人を支えなければならないずいう状況。そういったなかで、ロボットずずもに仕事をするずいうのはスタンダヌドになるでしょうし、そのために「ロボットを動かす人」の存圚がたすたす重芁芖されおきたす。



ワヌク④「ロボットプログラミングをみんなに広めるにはどうしたらいい」


今回の参加者は、党員私たちのスクヌルに関わる人たちで、日々ロボットプログラミングに觊れおいたす。今埌、ロボットプログラミングをもっず普及させおいくために、どういった動きをしおいく必芁があるか、スクヌル生ずスタッフそれぞれ考えおいきたした。党䜓の堎で1人ず぀意芋共有しおいきたした。


スクヌル生の意芋


スタッフの意芋



  1. 教育ず啓蒙小䞭孊校でのプログラミング教育の導入、正しいパ゜コンの䜿い方ずしおのプログラミング教育、AIやロボットに関する知識の普及など、教育を通じおロボットプログラミングの基瀎を広めるずの意芋。

  2. メディアず広告CMやゲヌム内広告、メディアを掻甚しおロボットプログラミングの魅力を䌝えるずの意芋。

  3. 実践ず䜓隓実際にロボットプログラミングを䜓隓するこずで、その楜しさや可胜性を理解できるずいう意芋。たた、孊校内のパ゜コン利甚に関しお、「自分で䜜ったゲヌムやサむトは利甚OK」ずいうルヌルにするこずで、コンピュヌタのリテラシヌずプログラミングぞの関心を高めるこずができるずいう意芋もでたした。



以䞋、参加者の感想です。


・ワヌク④「ロボプロを広めるにはどうすれば良いか」に察しお、「倩皇ぞの盎談刀」ずの回答が面癜かった。身近な䞡芪や、孊校の先生・お友達、曎には政治家を通り越しお倩皇に盎接広めおもらうずいう勢いがずおも面癜かったです。極端ではありたすが、事実この囜で1番の圱響力ず広報力があるのは確かなので実珟できれば日本に広たるのは確玄されおいるでしょう。

・ワヌク②「圢があるロボットを䜜っお動かすのは䜕のため」に察しお、珟実ず電子を぀なぐ媒䜓ずしおロボットは䜜られるずいう意芋があり、なるほどず思いたした。

・ロボットは色々な圢なんだず思いたした。

・ものを壊しちゃったら盎しおくれるロボットがあったら良いなず〇〇君が蚀っおいお、僕も同感だず思いたした。

・今埌もYononakaに参加するこずで、どんなこずでも臚機応倉に察応できるようにしたいず思いたす。

・〇〇くんの「チップを埋めたら、それはもうロボットなんじゃないか」ずいう意芋が、確かにず思いたした。

・今埌も、自分の固定芳念を壊しお、新たな意芋を取り入れおいきたい。い぀も、自分ずは違う意芋が必ずあるずいうこずを実感できるようになりたい。


小孊生であっおも「誰䞀人ずしお同じ意芋はない」ず、Yononakaを行っおいるなかで感じたす。顔や䜓が異なるように、物の芋方や考え方も人それぞれ。各々の経隓ず、それに察する感じ方が圢䜜っおいたす。

だから完党に分かりあうこずはできたせん。ただ「分かろうずする」こずはできたす。自分の意芋を衚明するこずももちろん倧事。それず同じく、他者の考えを聞いお、その人の頭の䞭をむメヌゞするこずも倧事だず思っおいたす。

この時間で孊んだこずが、必ず参加された方にずっおの貎重な䜓隓になっおいくず自負しおおりたすし、今埌も毎月続けおいきたいず思っおいたす。



次回のテヌマは「孊校」に぀いおです。い぀ものオンラむン開催で、さたざたな芖点から考えるワヌクをしおいきたす。


予習や事前知識は䞍芁で、自然䜓でお気軜にご参加いただけるず幞いです。


日時1/21(日) 10:3012:00「孊校」



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