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【🧠Yononaka㉗】時代を暪断しよう 3/31

よのなかの身近なものをテヌマに、正解のない問いに察しお参加者同士で意芋共有する、察話型ワヌクショップ「Yononaka」


毎月1回、オンラむン90分の時間で実斜しおおりたすが、今回はスクヌルが䞀同に集たるむベント「スクヌルフェスタ」内で開催したした。

久しぶりのリアル開催で、総勢30名ほどでコミュニケヌションを楜しむ時間になりたした。おや぀時間での実斜ずいうこずで、おや぀タむムを挟みながら、リラックスした状態で各々の思うこずを共有できたのではないかず思いたす。


たず、オンラむンではできない「りォヌミングアップ」から始めたした。運動をするずきず同じように、問いかけに察しおすぐに回答するのも準備運動が必芁だず思いたす。簡単なお題に䞀斉に発声する圢で進めたした。



やはり生は違う笑

思っおいたより声が響いたので、もう䞀回。



「みかん」ず埌ろの方から叫び声。

飛び入り参加の高校生も積極的に回答しおくれたした笑


この流れでワヌクに入るず、やはり考えが浮かぶスピヌドが早くなったようでした。アむスブレむク、倧事ですね


そしお、今日はい぀も以䞊に問いを投げかけるこずを䌝えたした。蚀いたい人から倧きく぀ぶやいおくださいずいう感じです。

そしお、頭の䞭で「」を浮かべながら、お題を考えたり、他の参加者の考えを聞いたりしおほしいず、声かけをしたした。



お題①「タむムマシンで1日過ごせるなら“い぀”の“どこ”に行っお“䜕”をしたい」


テヌマが「時代を暪断しよう」だったので、たずはドラえもんのアむデアを拝借し、タむムマシンでどんな時代旅行をしたいのか、聞いおいきたした。1分間1人1人の意芋を付箋に曞き出し、その埌グルヌプに分かれお共有したした。



あえお過去か未来のどちらかに限定しなかったので、倚様な意芋が芋られたず思いたす。「2300幎埌の八尟に行っお散歩しおみたい」「100幎埌の日本人はちゃんず生きおいるか確認したい」など、自分の呚りの未来を知りたいずいう意芋。「ゞュラ玀の恐竜を芋たい」「本胜寺の倉を遠くから芋たい」など、授業で孊ぶ歎史の瞬間をこの目で芋たいずいう意芋。4぀の象限に分垃するような圢で衚珟されおいたず思いたす。1人1人の違いを面癜がれる、玠敵なワヌクになったず思いたす。


その埌数人に発衚しおもらいたした。


「発衚できる人」ではなく、「発衚したい人」ず聞くこずで、参加者は堂々ず答えるこずができたず思いたす。


できるかどうかではなく、やりたいかどうかが重芁。できた、できおいないの評䟡はしたせんし、Yononakaには正解がありたせん。正解がないお題だからこそ、各々思ったこずを口にしお、他者ず共有する楜しさを感じおもらえるのだず思いたす。結果的に「発衚するぞ」ずいう人が䜕人もいお、嬉しかったです。



お題②「この䞖にただない新しい“おや぀”を考えよう」


ここからはおや぀の時間です笑テヌブルごずにポッキヌを配っお、食べながら考えおいきたした。

たずポッキヌに察しおの質問です。

「ポッキヌはい぀発売されたでしょうか」

「圓時䜕が新しくお画期的だずいわれたでしょうか」


ビスケット郚分が持ち手ずなっおおり、そうするこずで手を汚さずにチョコを味わえるずいった郚分が圓時は革新的だったようです。

それを䌝えおから、お題②を考えおいきたした。参加者みなさんの発明はこちらです。



「実珟可胜かは気にせず、おもしろいアむデアをください」

そう声かけしたこずも圱響したのか、ほんず様々な意芋が出たした笑

おもしろいアむデアばかりですし、グルヌプ共有も党䜓共有もかなり盛り䞊がっおいたした



その埌、発明品は譊戒されやすいずいうこずを䌝えたした。カメラが発明されたずき「シャッタヌを抌すず魂が吞い取られおしたう・・」ず譊戒されおいたみたいだし、スマホの出だしは「ボタン無くお倧䞈倫」ず心配されおいたした。

これは譊戒したり䞍安に思う人が悪いずいうわけではなくお、人の正垞な反応だず蚀われおいたす。ネガティビティバむアスずいっお、人はポゞティブな情報よりも、ネガティブな情報に泚意を向けやすい性質にある。だから批刀されようが気にしなくおよい。おもしろいアむデア、人の圹に立぀発明は必ずどこかで花開く。そう信じおどんどんナニヌクな考え方で日々の掻動を楜しんでもらいたい、そういったこずを䌝えたした。



たた、今回のスクヌルフェスタ党䜓のテヌマが「時代」であったこずから、䌚堎の食り぀けにもこだわっおおりたした。衣食䜏の歎史をむラストを䜿いながら敎理したもの、瞄文から什和たで時代ごずの人物や出来事を敎理したものを壁に貌っおいたした。

それを玹介した埌に、Yononakaの時間なので「コミュニケヌションの歎史」に぀いおも共有しおいきたした。参加者の子䟛たちは倧䜓4G以降の䞖界しか知りたせん。そのちょっず前の倧倉化、日本で蚀う昭和から平成に通信手段は倧きく倉わったこずを、問いかけを亀えながら䌝えおいきたした。



そのなかでも個人的に倧きな発明は「文字」だず思っおいたす。それによっお本ずいう媒䜓に、昔の人の暮らしぶりや考え方などを曞き写すこずができたした。

本を読んで歎史を知るこず、これも倧きな意味で「コミュニケヌション」だず思いたす。過去生き抜いおきた方々が、生涯を通じお埌䞖に残しおおきたかった気持ち、圢あるモノないモノは別にしお、そういった熱量やパワヌを本によっお感じるこずができるず思いたす。本っおすごいなぁ。




お題③「あなたにずっおの理想の“コミュニケヌション”」


ずいう流れで最埌のお題、1人1人の居心地が良いコミュニケヌションの状態を怜蚎しおいきたした。どんな状況でだれず䜕を䜿っお䜕を話すなど、考えおいきたした。



「自分にずっおコミュニケヌションずは䜕か」ずいう自分のなかでの定矩を蚀語化しお深めおいく、そんな時間になったず思いたす。最埌はい぀もオンラむンで参加しおいるメンバヌに考えを共有しおもらいたした。前もっお誰が話すずかはなく、こちらで目が合った順に発衚しおもらったのですが、スパッず「自分の考えはこうです」ず発蚀しおいる姿が印象的でした。そのうえで自分以倖の発衚の際は傟聎の姿勢を取り぀぀、リアクションしおいくこずで、コミュニケヌションを楜しんでいくこずができたず思いたす。たずめずしお、「聞き手」の重芁性にも觊れながら、互いに寄り添う気持ちが倧切だずいうこずを話したした。



䞀方的に話すだけでなく、時々問いかけながら、盞手の理解がどのあたりか確認しながら話を進める。聞く方ずしおは、疑問に思ったこずは質問しながらわかろうずしながら、たたその姿勢を芋せながら発衚を盛り䞊げおいく。そのスタンスが倧切だず個人的に思っおおりたす。



たた、1人1人の意芋は違っお圓然です。ずいうのも過去の経隓によっお意芋が圢成されるからです。過去どのように過ごしおきたか、䜕を遞択し䜕をやっおきたか、そういった1日1日の生掻は1人1人違いたす。



その経隓しおきたこずを時に振り返り、自分は䜕者か考える時間も必芁だず思いたす。その習慣を぀けるのがYononakaであり、自己分析を進めるこずで自己理解が深たり、他者に察しお自分を衚珟するこずができたす。



䞖の䞭の流れずしおも、「自分は䜕者か」「䜕が倧事で、䜕が埗意で、䜕がやりたいのか」そういったこずを他者に衚珟できる人が求められおいたす。


23幎床の倧孊入孊者遞抜の実斜方法がデヌタずしお出おおりたしたが、䞀般遞抜のテスト入詊は5割を䞋回っおおり、代わりに総合型遞抜の割合が高たっおいたす。これは小論文や面接などによる「自己衚珟力」を重芖しおいく傟向にあるずいうこずです。



䌁業が欲しい人材に関しおも同様です。コミュニケヌション胜力が高い人、これは20幎間䞍倉です。次に䞻䜓性やチャレンゞ粟神など、積極的胜動的に取り組む姿勢が倧事ずいうわけです。



そういった䞖の䞭の流れをふたえお、今回のスクヌルフェスタでは「なんでも発衚䌚」ずいうプログラムを実斜したした。その名の通りテヌマは「なんでも」で、発衚者が発衚したいこず、ダンスやゲヌムやむラストや朗読、䞀人語りや質疑応答圢匏や二人の䌚話など、内容も圢匏も問わない発衚䌚を実斜したした。こちらもYononakaずあわせお匕き続き、スクヌルで開催しおいきたいず思っおいたす。


Yononakaの参加者の感想を以䞋に蚘したす。

・自分では思い぀かないような、ナニヌクな芖点での意芋をたくさん聞けたので、びっくりや楜しいなあず思える瞬間がたくさんありたした。

・みんなそれぞれ違う時代に行きたいず思っおいる点はあるだろうなず思っおいたしたが、実際に"现かく"聞くず同じ過去でも理由が違っおいたりしおいたのがずおも面癜かったです。

・みんなのクリ゚むティブなずころが印象的でした。

・リアル開催の良さが感じられる雰囲気で、個人ワヌクでの集䞭モヌドずグルヌプワヌクでの和やかな笑顔が印象的でした

・オンラむンでやるのもいいですが、みんなで顔を突き合わせおリアルでやるのがすごく良かったです。


Yononakaも3幎目になりたした。毎回10~15人が参加しおいたす。

垞連の参加者は「意芋を぀くっお衚珟するこず」が習慣になっおいお、ひず぀の問いに察する回答が、量・質ずもに進化しおいっおいたす

おかげさたで毎回こちらが思っおいる以䞊に意芋が掻発化するため、時間オヌバヌが続いおおりたす笑



TikTokなどの短尺動画の垞態化、動画は倍速芖聎が圓たり前、だんだんず生掻が高速化しおいるなかで、正解のない問いに察しおじっくり吟味する時間が貎重だず思っおいたす。


自分の意芋を発信する、他者の意芋に耳を傟ける、そしおたた自分の考えをフィヌドバックする、その䌚話の連鎖によっお生たれるアむデアを倧切にしおいきたいず、個人的に思っおいたす。互いの芖点を尊重しながら意芋亀換を行うこずで、䞀人では思い぀かないような創造的なアむデアが生たれるこずでしょう。




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