2021.12月開催のよのなか科(オンライン)のレポートです!
よのなか科とは、藤原和博氏が提唱されたアクティブラーニングの授業です。よのなかの身近なモノ・コトをテーマに、3つのステップで“思考と表現のトレーニング”をします。
テーマ「ことばについて考える」 2021/12/12
今回参加してくれた受講生は小4〜高2までの12名でした。当日参加や不参加、遅刻などがあり、4人・5人・3人の3グループ構成になりました。 前回10月に開催したよのなか科(テーマ:モノづくり)で、「人が作った”すごい!”と思うもの」を書いてもらうワークをした際、ある受講生から「ことば」という意見が出ました。今回は、その「ことば」について掘り下げて考えてみようと思い、テーマにしました。
今回のワークシート(A3)です。
ワークシートにないワーク③では、かんたんなゲームをしました。図形をことばだけで伝えるゲームです。各グループで伝言役と質問役に分かれて、伝言役のことばを頼りに、質問役は図をかいていきます。
シンプルな図形の組合せですが、ことばで説明しようとすると、これが結構むずかしんです。実際に伝言役をした受講生も「どうやったら伝わるんやろ~」「なんで伝わらんねやろ~」と苦戦している様子で、盛り上がりました。(笑) 友達とのちょっとしたゲームとしてもおすすめです図形をつくるときは、伝言役が論理的に説明しやすいように、接点を作ったり左右で比較できるような大きさ・位置をつくることがポイントです。
ワーク⑤では、「ことば」のテーマにぴったりな特別ゲストにお話していただきました。通訳者の「Shiraseさん」です。Shiraseさんは、ロサンゼルスで生活されていて、ロサンゼルスと東京を拠点として同時・逐次通訳をされています。NASAや医療現場といった責任ある場所で仕事されているすごい方です。 子どもたちにも伝わるよう、わかりやすい言葉とテンポで話していただきました。受講生も興味津々で、非常にタメになる時間になったと思います。質問にも丁寧に回答して頂きました。いくつかありましたが、4つに絞ってまとめました。
Shiraseさんのお話のあと、ワーク⑦「伝えるために大切なことって何だろう?」という問いを考えてもらいました。各個人で考えたあとに、グループで共有することで、考えを深めていきました。 そして、授業の最後にもう一度「ことば」についての考えを、1人1人にまとめてもらいました。以下に受講生のワークシートをまとめています。
90分間という時間で、色んな角度から「ことば」について考えたり、意見を交換することで、受講生は自分の考えをアップデートすることがで来たと思います。私自身もたくさん学ばせてもらいました!
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