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「」に対する検索結果が210件見つかりました

  • 【🧠Yononaka】こころとからだ 2/18

    よのなかの身近なものをテーマに、正解のない問いに対して参加者同士で意見共有する、対話型ワークショップ「Yononaka」 毎月1回、オンライン90分の時間で実施しており、今回は「こころとからだ」というテーマで行いました。 まずこのテーマにした理由は、スクール生からのリクエストです。「心理学をやってほしい!」「身体についてやってほしい!」という声が多く挙がったので、心と身体をテーマにしました。 私たちは大阪の八尾市でロボットプログラミングスクールを運営しております。スクールの子供たちは日々ロボットと触れ合う中で、自然と人間とロボットを比較して物事を考える習慣が身についてるんじゃないかと思います。だからこそ、人間の本質を象徴する「心と身体」についてみんなで話してみたい!と思ったのではないでしょうか。 ワークを終えた感想を先にお話ししますと、参加者1人1人の「人間味」が強く感じられる、とても意義深い時間になったと思います。人間味とはつまり人間らしさですね。 前半部分で「心」に、後半部分で「身体」に焦点を当てて考えました。前半は、自分自身の記憶を探り、思考を巡らせながら、言葉を選んで答えている様子で、後半はリラックスした雰囲気の中で、1人1人の個性やクセを楽しく表現する時間となりました。そして最後のワークでは心も身体も満たされる状態、すなわち「健康」を維持するための条件について考えましたが、その1人1人の回答に「人間らしさ」を超えた「その人らしさ」を感じました。(その様子は下記のレポートでご確認ください!) 最後の方はファシリテーターの私が何か言わなくとも、参加者同士で生まれたコミュニケーションが自然と深まり、意見の交換や発展が見られたのが良かったです。その結果、予定より30分オーバーの大ボリュームになりましたが、参加者同士の深いつながりが生まれたのではないかと思います。 ここからは授業の流れを記していきます。今回の参加者は11名(小学生:3名、中学生:2名、高校生:2名、大学生以上:4名)、3つのグループでワークに取り組みました。 ワーク①「最近あった良くなかった出来事」 まず最近、良くなかったなぁと思った出来事を共有するワーク。そのときどう感じていたのか、自分の感情も一緒に共有していきました。まず1分間の個人ワークで各々が意見を作って、その後グループに分かれて共有しました。 「良くなかった出来事」という問いでしたが、各々にとって抱いている感情が異なりましたね。悲しい、嫌とか嫌い、恐れや不安、怒りなどさまざまな感情の体験が共有されました。 人は何かと「良い」「悪い」と二元的に判断しがちだと思います。そして「悪い」と判断した経験はそれ以降目を背けて、記憶の押し入れに置きっぱなしにしてしまう。だからこそこのワークでは、避けがちな「悪い記憶」を引っ張り出して、そのときの感情としっかり向き合うことを行いました。 そして、さまざまな感情を体系的に整理した「プルチックの感情の輪」を紹介し、それをもとに次のワークに取り組みました。 ワーク②「ある感情の身体の感覚を伝えよう」 感情のどれをピックアップしてもいいので、ある感情を抱いたときの自分の身体の感覚、それを自分なりの言葉で表現するワークです。個人ワークからグループワークの流れで行いました。 同じ感情であっても、1人1人にとって身体の感覚は異なることが分かると思います。そこに関して、自分の意見を押し付けることは一切なく、参加者は、「自分はこう感じるけれど、○○さんはこう感じるんやね。確かにそう言われてみればそうやね」といった共感の姿勢で傾聴していたのが印象的でした。だからといって他者の意見に流されることなく、自己の考えをしっかりと持てていたのが、なお良かったと思います。 ここで3分間の休憩を挟み、後半は身体に注目してワークを行いました。 ワーク③「つい動かしてしまう自分のクセ」 無意識のうちに〇〇してしまっている身体の動き、他者から言われたことがある自分の特徴など、自分自身のクセを共有するワーク。それがどんな状況で起きるのかもあわせて意見共有しました。個人ワーク→グループワーク。 わいわい盛り上がりました。「これは確かに!」とか「えぇこんなクセあるんや!」とか、自分のクセがどのように受け取られるか、参加者は楽しんでいる様子でした。 ワーク④「動画をみて感じたことを話そう」 心と身体に関する動画を見ての感想や、心と身体の関係について改めて思うことなど、フリーな形で意見共有を行いました。視聴した動画は2つです。 まず「ラバーハンド錯覚」と呼ばれる錯覚現象。あるYouTuberが実験してリアクションをとっている様子を見ました。 次に「ボディシェアリング」と呼ばれる技術。イェール大学助教授の成田悠輔さんが実際に体験されている様子を見ました。 ワーク⑤「あなたににとっての健康であり続ける条件」 心もグッド、かつ体もグッドな状態、すなわち健康。 最後のワークでは「自分にとっての健康」を考えました。みんなに当てはまるのではなく、自分自身にとっての健康を維持していける条件を1人1人共有しました。最後のワークはいつものように、1人1人全体の場で発表していきました。 冒頭で述べたように、人間らしさを超えた「その人らしさ」が際立つ意見共有だったと思います。前半で心について深く考えることが、参加者自身の内省を促し、後半で自分の身体のクセをオープンに共有する土台になったと思います。それによって1人1人の固有性が浮き彫りになり、互いに共感しながらも、自分の意見をしっかりと紡ぐことができたんじゃないかと思います。 スクールに通っている小学生や中学生が社会人になる頃には、コンピュータやロボットと共に仕事をするのは当たり前で、共に生活もしているかもしれません。このような変化を見据え、3月のスクールフェスタでは、ChatGPTを活用した作曲体験やイラスト作成など、コンピュータへの興味を深める機会を提供していく予定です。 最後になりますが、改めてAIと人間との違いを考えると、自分の身体を動かせる点、それによって感じることができる点が大きな違いだと思います。スクールで取り組んでいるロボットプログラミングはまさに、目の前のロボットを見ながら、あるいは音を聞きながら、手を動かし、修正しながら作業を進める活動なので、今後よりいっそう貴重な時間になると思っています。 参加者の感想を以下に記します。・〇〇くんの恐怖に対して「身震い」するという点が、かなり的確だなぁと思いました。・選んだ感情が同じ人でも、感じ方はそれぞれ違う部分にとても興味が湧きました。・健康を考える学問を勉強しているから、人にとって良いこと、健康になれる生活をたくさん知ってるけど、それは、一人一人の心の健康にとって良いことなのか、改めて考えれた。 Yononakaも3年目になりました。毎回10~15人が参加しています。常連の参加者は「意見をつくって表現すること」が習慣になっていて、ひとつの問いに対する回答が、量・質ともに進化していっています!おかげさまで毎回こちらが思っている以上に意見が活発化するため、時間オーバーが続いております(笑) TikTokなどの短尺動画の常態化、動画は倍速視聴が当たり前、だんだんと生活が高速化しているなかで、正解のない問いに対してじっくり吟味する時間が貴重だと思っています。 自分の意見を発信する、他者の意見に耳を傾ける、そしてまた自分の考えをフィードバックする、その会話の連鎖によって生まれるアイデアを大切にしていきたいと、個人的に思っています。互いの視点を尊重しながら意見交換を行うことで、一人では思いつかないような創造的なアイデアが生まれることでしょう。

  • 【イベントレポ】春のスクールフェスタ🌸

    3/30,31の二日間かけて、スクールにまつわる方一堂が集まるイベント「スクールフェスタ」を開催しました! 総勢100名の方にご来場いただき、スクール生が日々取り組んでいることの発表や、スタッフ主催のイベント、ゲームコーナー、工作ワークショップなど、盛りだくさんの内容で笑顔あふれる春のひとときとなりました。 もし、場所だけでなく「時代」も旅行することができるとしたら、どうしますか? これが今回のスクールフェスタのテーマでした。 行ったことない場所に行くと発見があるように、多様な時代を知ることで新たな発見、気づきを得ることができると思います。 そういった意味で、縄文時代を感じる蔓を使ったワークショップや、筆手紙道協会さんによる革を使ったプログラム、ChatGPTを使ったイラスト生成など、時代を感じられるきっかけをたくさん作りました。 飾りつけでは、生活で最も身近な「衣食住」の歴史を年表にしました。 歴史を習っていないスクール生にも一目で興味をもってもらえるように明るいイラストを使用しました。イラストが描かれた紙の裏に簡単な説明を書き、じぶんでめくって読む、という体験コーナーにしたことで 多くの人が見てくれたと思います。 「時代」と聞くとタイムマシンを思い浮かべるスクール生が多いです。そんな中、いつも触れているモノの歴史を知ってもらえるきっかけになったかなと思います。 じぶん自身も作っていく中で、まだまだ知らない歴史がたくさんあることに気づかされました。周りには便利なモノがたくさんありますが、ここに至るまでの先人の努力を忘れないようにしたいですね。 そんな先人の話と絡めて、個人の発表として「福沢諭吉」についてプレゼンをしました。一万円札の顔が変わる2024年だからこそ、諭吉がどんな人であったかをスクール生に伝えたかったからです。 大人の方でも、名前や顔は知っているけれど何をしたのかは知らない、という人も多いのではないでしょうか?諭吉が大切にした「実学」という考え方これは学校のテストや受験のためだけの勉強ではなく、 実際の生活に役立つ勉強こそが本当に大切なものである、ということです。 私たちが子どもだったときとは社会の環境が変わり、AIが生活になくてはならないものになってきています。いまの子どもたちが大人になるころにはもっと世の中のAI化が進んでいるでしょう。 そんな時代の中で、テストのための勉強だけでなく、実際の生活に役立てる勉強をすることはとても大切なことだと思います。じぶんでじぶんの生活を良くすることを考える、そんな力をもった子どもたちが、これからのAIの時代を生き抜いていけるのではないでしょうか。 約200年前に生きた福沢諭吉の考え方はいまの私たちにも十分通用するものであったと感じました。私の発表を聞いてくれたスクール生にも「実学」の大切さが伝わってくれていたらと思います。 個人の発表では、スタッフ側だけでなく、スクール生の発表もありました。 各々じぶんの好きなこと、自作のゲームなどの発表をしてくれました。 多くの人の前で発表することは大人でも恥ずかしかったり、緊張したりするものです。 そんな中でじぶんの思いを伝えようと実演してくれたり、精一杯ことばで伝えてくれたりと 一人ひとりの工夫している姿がとても印象的でした。 新しくモノを作る、生み出すためには、じぶんの考えやアイデアをもつことが必要です。そして、それを他の人に伝える、良さや面白さをわかってもらうことも同じくらい大切です。 今回の発表やスクールフェスタを通して、スクール生のみんなが、 「じぶんで考え、じぶんで伝える」ということに全力で取り組んでいるのが伝わってきました。日々のプログラミングの授業で、じぶんの思うようにロボットを作り、動かすためのプログラムを考える。完成したらそれがどんなロボットでどんな動きをするのか、どんなところを工夫したのかを発表する。その積み重ねがスクール生の「自律性」を大きく伸ばしているんだな、と感じました。 これからもスクールでの授業や今回のようなイベントを通して、 「じぶんで考え、生み出して、伝える」 その大切さを楽しみながら学び、伸ばしていけるスクールにしていけたらと思います。

  • 【ロボット発表会(春)】チェンジロボットをつくろう!

    2024年春の発表会のテーマが決まりました!! 「チェンジロボットをつくろう!」です😀 今回はいつもの景品や表彰はありません。 評価がないことによって生まれる作品を見れる機会になると思います! みんなのアイデアを楽しみ、気づいたことをコメントで応援しよう😀 センサーが反応して動きがかわるロボットを発表しよう! 自考力キッズクラスで、まだセンサーをつかったことのないスクール生もOK🙆‍♂️ センサーの使い方の予習や復習にもなります✨ 1〜2名でオリジナルロボットを作り、アピールしてください! 発表動画は2分以内です! 発表の方法は、言葉、文字、スライドなどどんな形でもOK🙆‍♀️ 動画を見る人に伝えてほしいポイント! ★どんな工夫をしましたか? ★作った感想やもっと良くしたいところは? 【参加費無料】 申込&制作期限:~5/1(水) 応援期間:5/3(金)~5/19(日) コメント共有:5/24(金)予定 ↓参加申込みはこちらから

  • 【参加募集】プラレールイベント あそべーるラウンジ都島 3/24

    プラレールイベント あそべーるラウンジ都島 日時:3/24(日) 場所「わんだ〜らぼ都島」大阪市都島区高倉町2-8-13 主催:地域サロン・ぷらっと都島 大阪市都島区社会福祉協議会善意銀行 居場所・つどいの場立ち上げ助成申請済事業 ふれあいホッとサロン「はぐくみ」 当日は、午前中に広いフロアに線路を自由に組み合わせて、いろんな電車を走らせます🚃 午後からはロボットプログラミングのスクール講師と、一緒にブロックで踏切をつくりプログラミングにチャレンジします🤖 大人のみなさんも童心にかえってプラレールとロボットプログラミングのコラボを楽しみませんか!? 手ぶらでお気軽にご参加ください。 飲み物とお菓子を用意して待っています😀 🔶午前の部 「プラレールで思いっきり遊ぼう!」 直線・曲線・坂道いろんなレールを組み合わせて自分だけのオリジナルなレイアウトを楽しもう🚃 ドクターイエローや機関車トーマスなどの車両もいっぱい! 日時:3/24(日)①10:00-11:00 ②11:00-12:00 参加費:500円 対象:4~6歳(保護者同伴) 定員:親子4組 🔷午後の部 「プラレールの踏切をプログラミングしよう!」 センサーで電車を感知してタイミングよく踏切が動くプログラミングにチャレンジ🤖 日時:3/24(日)13:30〜15:00 参加費:1000円 対象:新小学3年生〜大人(2年生以下は保護者同伴) 定員:5組 ▶申し込みはこちら

  • コメント募集中!マイクラコンテスト「貧困をなくそう」

    第1回マイクラコンテストの発表作品が揃いました! 貧困をなくそうをテーマについて学び、考え、アイデアをマイクラのワールドで表現しました。 1分間という限られた時間で、伝えるための動画編集にもチャレンジしています。 参加者の作品を見た感想をコメントで伝えてもらえると嬉しいです!(^^)! 本日から3/17(日)まで作品へのコメントを募集いたします!

  • 【参加募集】3/10(日) 発表について オンラインワーク

    ●スクールフェスタでの「なんでも発表会」に参加する人 ●発表について学びたい人 ●発表を苦手に思っている人 など、参加者と一緒に発表について考えましょう♪ 【募集内容】 ①3/10(日)19:30~20:30(Zoomオンライン) ②参加できないのでアーカイブ配信を希望 対象:小学3年生~大人 持ち物:メモと筆記用具 ▶申し込みはこちら

  • 【イベントレポ】第2回大人のロボプロ体験

    2/17(土)に大人向けのロボットプログラミングのワークショップを開催しました! 2回目の今回のテーマは「音楽に合わせて光るイルミネーションを作ろう♪」 4組(親子)の参加でロボットをつくりながらプログラミングについて学びました😀 120分ワークの流れはこちら ①ロボット&プログラミングについて ②LEDのプログラミング ③音センサーのプログラミング ④オリジナルロボットの作成 ⑤オリジナルロボットの紹介 ⑥振り返り 次回は5月を予定しています~楽しく学べるロボットプログミングの輪を広げよう(^^)/

  • 【🧠Yononaka㉕】学校 1/21

    対話型ワークショップ「Yononaka」 テーマに関する4つの問いかけ(お題)に対して、参加者は自分の意見を共有し合います。 その問いかけには正解がないので、それぞれが自分の視点から意見を共有していきます。多様な意見を聞くことで、参加者の視野は広がりますし、テーマに関する理解も深まるでしょう。 毎月1回、オンライン90分の時間で実施しており、今回は「学校」というテーマで行いました。 私たちは大阪の八尾市でロボットプログラミングスクールを運営しており、キャリア教育の一環でYononakaを開催しております。 今回の参加者は11名(小学生:5名、中学生:2名、高校生:1名、大学生以上:3名)、3つのグループでワークに取り組みました。 ワーク①「学校での、自分の感情を振り返ろう」 学校生活において強く抱く感情や気持ちを振り返り、その出来事を共有するワーク。具体的には、喜びや楽しさを感じる出来事、怒りやうんざりするような出来事、そして不安や悲しみを伴う出来事を、参加者がそれぞれ1分間の個人ワークを通して共有しました。 学校を「人間関係を作る場」として捉える意見が多くあがりました。それにおいて、友人とのコミュニケーションを楽しいと感じる方が多い一方で、人間関係にうんざりしたり、悲しい経験をしているという声もありました。 また、すべての参加者において、うんざりする感情と悲しい感情を、はっきり区別して表現していた点が良かったと思います。 ワーク②「学校に関する言葉を、違う言葉に変えてみよう」 学校に関連する言葉(例えば、勉強・教室・先生・生徒・宿題など)を、よりポジティブで楽しいイメージができるよう、新たな呼び名を考えるワークを行いました。(個人ワーク1分) 多角的な視点から、学校に関連する言葉を再解釈する意見が多く挙がりました。既存の言葉を新たな文脈で使う意見が多かったです。 テスト→レイドバトル、勉強→ゲーム、脳トレなど、ゲームに関連する言葉が特に多く使われました。学校生活の日常をゲームの世界になぞらえることで、子どもたちにとってより魅力的で楽しい場所にしていけると思います。 また、仕事に関連づける意見もあったことも興味深かったです。 言葉は単体では存在せず、イメージがひもづいています。イメージは自分が作るものですが、その作られたイメージを変えることは難しいと思います。 ですので、例えばネガティブなイメージを抱く言葉に関しては、言葉自体を変えてみるといいかもしれません。 たとえば、失敗→新しい挑戦、と言い換えることで、よりポジティブで前向きなイメージを持つことができるでしょう。言葉の選び方一つで私たちの見方や考え方は変わるのだと思います。 明治時代に始まった義務教育は、時代を経て1951年ごろから国語、算数、理科、社会、英語を中心に学びを進めてきました。その当時は工業化社会で、新しい機械が次々と生み出され、これらを理解し効率的に活用するために、専門的な知識が求められるようになりました。このような背景から、知識の詰め込みが重視されてきました。 しかし、コンピュータの普及と1人1台スマホ世代に突入した現代において、情報は容易に手に入るようになり、知識を詰め込むことの重要性は減少しています。ChatGPTのようなAIツールが登場した今では、AIやロボットをどう組み合わせ、どう繋げるか、といった「情報を編集する力」が求められています。 それにもかかわらず、学校の学びのスタイルはほとんど変わっていません。プログラミングの授業が導入され始めたとはいえ、それは全体のほんの一部に過ぎず、伝統的な「先生から教わり、覚える」というスタイルは変わらずに残っています。また、評価形式も「知識の量をテストによって計測する」という形で、大きく変わっていないのが現状です。 つまり、社会が大きく変化しているにも関わらず、学校の学びはほとんど変わっていません。 ワーク③「動画を見て、いろんな学校を知ろう」 しかし、新たな学びのかたちを取っている学校もあり、そうした取り組みを動画で紹介していきました。その後、参加者同士で意見共有を行いました。 ドルトン東京学園 ドルトン東京学園は、自主性をテーマに、自分の学びたいことをとことんできる環境を提供されています。既存の教科の中から自分の興味や学びたい分野を選び、それに基づいて自分自身で学習計画を立て、進めていくそうです。 当スクールでも「PBL(Project-Based Learning)カリキュラム」を今年度から採用しています。このような学びの形式は、生徒一人一人の自主性を促進し、個々の興味や疑問に基づいた探究学習です。 神山まるごと高専 神山まるごと高専は、実際に働くことを意識した実践的な学びを提供しています。具体的には、3DCG・プログラミング・デザインなどのスキルや、起業家精神を育むための学びも行われています。 また、能動的に学ぶアクティブラーニングの形式で、グループでのディスカッションや課外活動を通じて、学びを深めているようです。 2つの動画を見た参加者の意見がこちらです。 ワーク④「自分にとっての理想の学校を共有しよう」 最後に、今までのワークを踏まえて「自分にとっての理想の学校」を考え共有しました。どんなコミュニティなら楽しく学べるのか、参加者1人1人検討していきました。(個人ワーク2分) 全体として、自主性、実践性、多様性、快適さなどのワードが良く挙がりました。「学校は楽しい」と言っていた参加者にも、やはり今とは違う理想の形がありました。 各々のこだわりが見て取れて、興味深かったです。 以下、参加者の感想です。 ・ワーク①の学校におけるうんざりする感情として、〇〇くんの「悪いことをした子に対して怒ることしか解決にならない状況」という意見がとても印象に残りました。 ・ワーク②「学校に関する言葉、違う言葉に変えてみよう」が個人的にとても難しいワークでした。どうしても考えが固定化されており、イメージを変えることができずに難航しました。ですが、〇〇くんの「休み時間→有給休暇」や、〇〇くんの「勉強→人をいじる(人体実験)」と言うユニークかつユーモラスな言い換えがたくさん出て、自分でも意見を出すことができました。 ・学校、宿題、勉強がどんな名前だったら楽しいか、というワークを考えた時が楽しかった。 ・今の勉強のやり方(学校での)では、縦の関係が強すぎていると思った。 ・今後もYononakaに参加することで、前よりよく考えて伝えられるようになりたい。他人の前でも堂々としゃべれるようになりたい。 ・〇〇さんの宿題を約束と言い換えたところ。確かに、反復して勉強することは、学びに重要だから、たとえみんなの理想の学校になったとしても宿題は無くならないと思う。だから、少しでも守りたくやりたくなるようなネーミングだと思った ・今後も、多様な視点を獲得できるよう、引き続き参加していきたい。 Yononakaも3年目になりました。毎回10~15人が参加しています。 常連の参加者は「意見をつくって表現すること」が習慣になっていて、ひとつの問いに対する回答が、量・質ともに進化していっています! おかげさまで毎回こちらが思っている以上に意見が活発化するため、時間オーバーが続いております(笑) TikTokなどの短尺動画の常態化、動画は倍速視聴が当たり前、だんだんと生活が高速化しているなかで、正解のない問いに対してじっくり吟味する時間が貴重だと思っています。 自分の意見を発信する、他者の意見に耳を傾ける、そしてまた自分の考えをフィードバックする、その会話の連鎖によって生まれるアイデアを大切にしていきたいと、個人的に思っています。互いの視点を尊重しながら意見交換を行うことで、一人では思いつかないような創造的なアイデアが生まれることでしょう。 次回のテーマは「こころとからだ」についてです。 いつものオンライン開催で、さまざまな視点から考えるワークをしていきます。 予習や事前知識は不要で、自然体でお気軽にご参加いただけると幸いです。 日時:2/18(日) 10:30~12:00:「こころとからだ」 ▶申し込みはこちら

  • 【参加募集】マイクラの世界でプログラミングしよう!2/25

    日時:2024.2.25(日) 場所:リノアス八尾1階 TSUTAYA 児童書売場にある催事スペース 時間:①13:30 ②14:15 ③15:00 所要時間:30分 定員:各3人 対象:小学1年生~3年生 ※親子で参加お願いします。 ※簡単なマウス操作が必要になります ▶申し込みはこちら プログラミングもしっかり体験したい方はこちら! 毎週木曜日にキープオンラボで体験できます! ▶申し込みはこちら

  • 【参加募集】ロボットで学ぶ プログラミング体験

    ロボットってなに?プログラミングってなに? 自分で作ったミニロボットをプログラミングでうごかしてみよう😀 開催日:3/10(日)・3/26(火) ①11:00~12:00 ②13:00~14:00 ③14:30~15:30 各定員:6名(保護者同伴) 参加対象:小学2年生~ 講習料:1,650(税込) 講師:川原保 開催場所:ABCクラフトあべのキューズモール店 アート&クラフト売場

  • 【参加無料】キャリア教育Yononaka「こころとからだ」2/18

    Yononakaのお知らせです。 2月のテーマは「こころとからだ」です。 はじめての方も、大歓迎です😊 オンラインで誰でも気軽に参加できますので、ぜひご参加くださいませ! 日時:2/18(日) 10:30~12:00 ZOOMオンライン開催

  • 春のスクールフェスタ🌸

    3/30(土)31(日)はスクールフェスタを開催します! 今回も楽しいイベントを考えていますよ~😀 予定を空けて、ぜひ参加してください!

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